安原 亮 (やすはら りょう)

核融合科学研究所・ヘリカル研究部・高温プラズマ物理研究系・助教

研究内容

1.レーザートムソン散乱計測の研究

 トムソン散乱を利用したプラズマ電子温度、電子密度について高性能化を進めています。特により、高い繰り返し周波数での計測、プラズマイベントとの同期計測、計測精度の向上、計測可能なプラズマ温度・密度領域の拡大といったテーマで研究開発を進めています。

2.高出力レーザーの研究開発

 トムソン散乱の断面積は非常に小さいために正確に電子温度を算出するためには、10ナノ秒程度のパルス幅でレーザーエネルギー1J以上の強力なレーザーが必要となります。より高性能なレーザー光源を実現するために、レーザー媒質の熱伝導率、熱膨張係数、屈折率の温度依存性といった基礎パラメーターの測定から新規半導体レーザー装置の開発、レーザー光の時系列的なビーム結合といった手段を使って研究を進めています。

3.透光性セラミック材料の磁気光学素子への応用研究

 強力なレーザー光を物質に照射すると一部が跳ね返り、レーザー装置を破壊してしまうことがあります。トムソン散乱計測で使用するレーザーも同様の問題が生じます。このようなアクシデントを防止するために光アイソレーターという光学素子があります。ここでは、高出力レーザーに適した高品質な光アイソレーターの研究を、最先端の技術で作られている透光性セラミック(TGGセラミック)材料を用いて行っています。

論文リスト

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